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KHJ全国ひきこもり家族会連合会

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KHJピアサポ・フェスティバルin高知「えいやんか みんなピアで えいやんか」


2020年・2021年、2度延期のひきこもりピアサポーターによるイベントが、ついに満を持して開催決定!

えいやんか みんなピアで えいやんか
~居場人と出会おう~

KHJピアサポフェスティバルin高知(後日動画視聴OK)

チラシダウンロードはこちらから(2MB)

居場人(いばじん)って?

「人が居場所だと思う」
そんな思いから居場人という概念が生まれました。
家族が居場人だったら、家が安心してひきこもれる居場所になるかもしれない。
地域に居場人がいたら、少し勇気を持って外に出てみようと思えるかもしれない。
生きづらさを安心して語りあえる居場人が1人でもいたら、本当に辛くて消えたくてどうしようもない時にもうちょっと生きてみようと思えるかもしれない。
あなたも誰かの居場人かもしれません。

スペシャルコンテンツ
居場人
居場人 大集合!

【居場人からの動画メッセージ】

前編
(池上正樹、後藤誠子、公文、チグバグ、ひきこもり仙人、がきんちょ、志~ちゃん、あんどう、下田つきゆび、結実、楠永洋介)
後編
(のぶさん、田中敦、しもちゃん、ばばちゃん、ジャンボ、坂本勲、りか、ひろみ)

居場人たち

ピアサポフェスでご紹介する「高知県ひきこもりピアサポートセンター」について

~開催趣旨~開催趣旨さらに詳しく

【自分がここに居てもいいと感じられる「人」とのつながり】

当会では、2013年度から全国の家族会を対象に「ひきこもりピアサポーター」養成研修派遣事業を開始し、今年で9年目を迎えました。インクルーシブ(社会的包摂)の考え方を大切に、家族も本人も一緒に協働していく方も、互いに生きやすい地域社会を創っていく「仲間」として活動しています。
高知県では全国に先駆けて「高知ひきこもりピアサポートセンター」が開設され、ひきこもり経験者や家族によるピアサポートがスタートしました。居場所や訪問、相談、体験発表等、その活動は多岐に渡り、ひきこもりの社会的理解の促進につながっています。
「ひきこもり」は、今もさまざまな偏見に晒されています。世間、周囲、そして自分で自分を責める声。これらが絡み合い、孤立は深まっていきます。そして孤立していくほど、「助けて」が言えなくなってしまうのです。「自分なんかが」とか「こんなことで助けてというのは恥ずかしい」とか、自分を卑下したり、責める気持ちが強くなっていくからです。
ピアサポート活動では、支援、被支援という枠を超えて、その声なき声に耳を傾けます。それは、一緒に居る時間を持つことだったり、何かを一緒にやることだったり、楽しむことだったりします。自分はここに居ていいんだなと感じられる「人」との出会い、かかわり合いをゆっくりと継続していくことを大切にしています。
また、孤立を防ぐ「居場所」には、自分がここに居てもいいと感じられる「人」の存在があります。本フェスのキーワードである「居場人(いばじん)と出会おう」には、ひきこもりを経験し、生きづらさを抱えながら生きようとしている人の「声」、一緒に支え合う仲間の「声」があります。ぜひ多くの方に、その「声」と出会ってほしい、知ってほしいとおもいます。
本フェスでは、「えいやんか みんなピアで えいやんか」を合言葉に、立場を越えて、高知県内、北海道、大分、10以上の団体が連携協働して行われます。「ひきこもり」のことだけでなく、共に生きていく社会、一緒に暮らしていく温かい地域づくりに関心のある方にも、ぜひご覧いただきたいとおもいます。

「みんな、ひとりじゃ生きていけんもの」
本人も家族も地域の人も、「みんなピアでえいやんか」

共に生きていくピア(仲間)として、「人」と「人」の出会いと交流の場を、
高知県内、北海道、大分、10以上の団体と連携協働して行います。
地域づくり、多機関連携に関心のある方のご参加、ご視聴、歓迎です

当日のプログラム(動画視聴OK)

1日目1日目トークショウ 寸劇・お笑い

【8月6日(土)初日トークショウ】

「ピアでつながるってなんだろう?」 山﨑 正雄 <コーディネーター・寸劇演出>
(高知県立精神保健福祉センター所長 ひきこもり地域支援センター全国連絡協議会会長)

【8月6日(土)初日居場人ブース出展団体】

高知県立精神保健福祉センター
高知県安芸の農家の方々
いの町(ちょう)保健センター保健師さん
高知やいろ鳥会(家族会)
高知ひきこもりピアサポートセンター
居場所「といろ」のみなさん
高知市社会福祉協議会
NPO法人こうち食支援ネット
高知県難病団体連絡協議会
りぐらっぷ高知
レターポストフレンドネットワーク(北海道)
居場所~特性を生かす道~

2日目2日目トークショウ 午後の部屋

【8月7日(日)2日目トークショウ】

「自分自身とピアになるには?」
ひきこもり経験者ピアサポーター 楠永洋介・下田亮太(つきゆび)
with 池上正樹(KHJ広報担当理事 フリージャーナリスト)

自分と仲良くなる(ピアになる)ってなんだろう?
何か問題にぶつかったとき、出てくる「自分」。
できないことで落ち込んだり、できない自分に嫌悪する「自分」。
できない自分を責めてしまう「自分」。
「いやだよ」と口で伝えたいのにできない「自分」。
でも、心はのざらしにしていない、ひきこもりながらちゃんと守ることもやっている。
不安は消えないし、楽になるわけじゃないけれど、そんな自分と今日も一緒に生きている。
でも、もしかしたら、ときには、自分が自分に「よくがんばってきたき、やってきたき」と言ってあげることもできるかもしれない。
自分とピアになっていけたら、もしかしたら、自分を変える必要はないかもしれない。
自分と「ピア」になること、ひとりの「人」として、役割や肩書、鎧は脱いで、トークする時間です。会場のみなさんとも一緒に言葉にできる時間になったらと思います。

<登壇ピアサポーターのプロフィール>
・楠永洋介(高知やいろ鳥の会)
小学校3~4年を不登校、次いで中学校1年2学期~2年生を不登校、義務教育期間中は正味5年程しか登校していません。定時制高校を卒業後、進学、卒業を拒否して祖父の遺したお金でネットスクールや、ワークショップ、FXなどを経験してお金を溶かしました。なんやかんやあって結婚後、2人の子供を授かる。現在、農業、整体業、塾講師等で生計を立てる。

・下田つきゆび(高知やいろ鳥の会)
人生につきゆびしました。中2で不登校になりその後ひきこもりを経験。一年遅れで定時制高校、夜間の短大へ進むも、また断続的にひきこもりを繰り返すようになる。現在は私なりに「人」と繋がりながら生きることを模索中。「生きてて良かった」「生きていてもいいんだな」をつなぎ合わせて生きてます。「その気になれば誰でもピア」

【8月7日(日)2日目午後の部屋】

<マルシェ・作品展示の部屋>
「あなたの力を貸してほしい」から始まった、高知安芸市の農福連携。「助けてください」と「ありがとう」の言葉かけで今は26の農家さんがネットワークを組んでいる。そんな安芸市の農家とそこで働く当事者から届けられた旬の野菜、静岡県浜松市からも無農薬の野菜が集まります。作品展示は、自分の表現、自分が大切にしているものを持ち寄ったスペースです。写真・イラストのほか、スプレーアートの実演もあり。その他、当日サプライズがあるかも!?

<ひきこもり大学の部屋>  (居場所「といろ」ピアサポーター)
ひきこもり大学とは、不登校やひきこもり状態にある/あった人が、自分の体験を通じて感じ、考えること、メッセージなどを、関心のある人たちに向けて話す時間です。ひきこもり大学は、自分たちで、自分たちの生きづらさの学科名をつけます。当事者ならではの捉え方を共有することを通じて、ひきこもりや生きづらさなどを通じて得たもの、考えたこと、知恵から、社会からのネガティブな偏見や誤解を解いていくきっかけにもなっています。当事者本人が主体的に参加できる場です。そんな私たちの声を聞きにきませんか?

<WRAP(元気回復行動プラン)の部屋>  (りぐらっぷ高知)
あなたの元気はどんな感じですか?自分と繋がっている感じはありますか?WRAP(元気回復行動プラン)は精神的に困難な経験をしてきた人たちによって作られてきました。どんな状況でも、きっと自分のために出来ることがあります。自分自身に気を配る時間を少し持ってみませんか?

<リラックスの部屋> (居場所~特性を生かす道~)
ちょっと疲れたかな~、しんどいかな~と思ったら、
気軽に立ち寄れる部屋。ただ寝そべってもいい、お菓子をつまんでもいい。
気持ちもカラダも、リラックスにきませんか(希望者には整体もやってるよ~)

<対話の部屋> NPO法人 レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク(北海道)
対話という人とのコミュニケーションに、苦手感や恐怖感さえ抱く人たちがいます。しかし対話とは言葉を直接交し合うだけではないと思っています。黙して語らず人の話を聴く、何となくその場に居るといった、様々な参加のありようがあり、直接会話に留まらない、幅広い対話交流によって、新たな気づきをもらい、場や人の支えによって助けられています。この部屋では、そんな色々な“対話”を感じ合ってみませんか?

【参加対象者】
どなたでも参加できます。

【参加費】
ひきこもり・生きづらさを抱えた当事者: 無料
家族                :1,000円
支援者・一般            :2,000円
※後日動画配信ご希望の方も同料金

【定員】
現地当日参加80名
後日動画視聴お申込み(定員無し)
申込の方全員が後日動画視聴(8月下旬から1ヶ月間)可能です。

【申込フォーム】申込受付終了しました
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeCyxn7DHPaEcZwXeQi2l_3Qpd6ktg8dqZ0pNHs-8XjmlYWaw/viewform

フォームからのお申込みからが難しい場合は、メールかFAXで下記項目を書いてお申込みください。
メール申込:peer@khj-h.com  FAX申込:03-5944-5290
⓵氏名・ふりがな ②住所 ③連絡の取れる電話番号 ④メールアドレス(あれば) ⑤お立場  ⑥ご所属(あれば) ⑦現地参加希望か後日動画視聴希望か ⑧参加理由(簡単に)

【申込締切】
現地当日参加:7月31日(日)
後日動画視聴:8月20日(土)
 締め切りました

【お問い合わせ】
KHJ本部ピアサポ事務局  Mail: peer@khj-h.com

【主催】KHJ全国ひきこもり家族会連合会
【共催】KHJ高知県やいろ鳥の会
【後援】高知県立精神保健福祉センター


本イベントは、社会福祉法人中央共同募金会「当事者会のピアサポート支援事業」の助成金を得て実施されます。
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