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特定非営利活動法人
KHJ全国ひきこもり家族会連合会

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第15回 KHJ全国大会(オンライン大会)2021


大会バナー

~KHJ全国ひきこもり家族会連合会・支援者交流研修会~

大会テーマ
「ポストコロナ 新しい社会を創る
~すべての人が生きやすい社会をめざして~」

動画配信は1月10日までとなります(申込者のみ1か月間限定)

オンライン大会
チラシダウンロード(A4裏表 PDF 2MB)
当日の資料は、こちらからご覧ください。後日資料参照ページ

大会のようすが公明新聞2021年12月18日付に掲載されました

全国大会開催趣旨

全国大会開催に寄せて ~制度の狭間にあるひきこもり支援~

KHJ全国ひきこもり家族会連合会(以下、『KHJ家族会』)は、全国ネットワークを持つ唯一のひきこもり家族会である。
ひきこもりについて正しい社会的理解と支援を求めるために、全国39都道府県57地域のひきこもりを抱える家族がネットワークを組み発信、互助活動を行っている。
(KHJは、K:家族、H:ひきこもり、J:ジャパンの頭文字)
平成28年、推定115万人のひきこもり者が実態調査で明らかになった。誰もがいつなってもおかしくない「ひきこもり」状態像であるが、なぜこれだけ多くの人たちが、ひきこもらざるを得ないのか。その背景はいったい何なのか。
その要因のひとつに、以前から言われている、制度の狭間の問題がある。不登校から卒業後に、居場所を失ったままひきこもる方、就労中に休職したままひきこもり、離職後にひきこもりが長期化している方なども見られる。また、自立支援受給者証がなく福祉サービスが使えないなど、未受診者や診断途絶の方、グレーゾーンの方々に対し、つながる資源がないまま、長期化・高年齢化してしまうケースは非常に多いとみられている。受診できなければ、診断名が無ければ、福祉サービスは受けられないのか。ひきこもり支援は、いまだ切れ目だらけの支援と言えるのではないか。
コロナショックにより、ひきこもりへの見方も変わった。ひきこもることの負い目も減ったが、家族との確執が深まったという声もある。その一方で、自己責任、家族責任といった、ひきこもりそのものを問題視する偏見も未だ根強い。「ひきこもりは悪だ」と言って、本人を無理やり「家(部屋)」から引き出し、就学や就労につなぐことをゴールとするような「支援」の考え方も少なくない。人生をどう生きるかを考える前に、社会適応や就労ありきに陥り、その人そのものの尊厳が失われてしまう事例も生じている。その人が、その人らしく生きていくための支援、選択肢のある生き方、SOSを出せるつながり(ライフステージに応じた居場所、仲間、ピアサポート)が求められている。ひきこもりを生み出す社会、一人一人が孤独孤立を抱えている社会に、どのような安心と希望を見出していけるのか、私たちひとりひとりに、新しい社会のあり方が問われている。

参加対象者

本人・家族・支援者
行政関係者・関心のある方

参加費(資料代込)

おひとり2000円
当事者無料

定員 500名

11/24(水) 23:59申込締切
11/26(金)に入金確認取れた方は当日参加可能(14時までに振込手続きください)26日に入金確認できない場合は後日配信となりますのでご了承ください。

オンライン大会 申し込みフォーム

11月27日(土)大会プログラム&メッセージ

11月27日(土)

11:30 受付開始
12:00 開会行事
主催団体挨拶:共同代表
来賓挨拶:国会議員、厚生労働省ほか
12:15 調査報告
「ポストコロナに求められる社会とは」境 泉洋(宮崎大学教育学部教授)

境 泉洋プロフィールと大会メッセージ
●境 泉洋(さかい もとひろ)
【大会メッセージ】
コロナの蔓延によって様々分野に大きな変化が生まれています。新たな社会がひきこもりの本人、家族にとって生きやすいものにすることは、全ての人が生きやすい社会になると思います。新たな社会を構築していこうとしている好機に、ひきこもりの本人、家族を受け入れる社会の在り方を発信するには特に大きな意義があります。
今回の大会では、当会の20年以上にわたる活動を通して新たな社会の在り方について提言していければと考えています。様々な立場の多くの方にご参加いただき、コロナによる混乱を乗り越えた新たな社会が全ての人にとって生きやすい社会にするために必要なことを話し合い、社会に発信していきましょう。【プロフィール】
宮崎大学教育学部教授。宮崎県生まれ。1999年宮崎大学教育学部卒。2005年早稲田大学 博士(人間科学)。公認心理師、臨床心理士。2004年志學館大学講師、2007年徳島大学准教授、2018年宮崎大学教育学部准教授を経て、2021年1月から現職。
KHJ全国ひきこもり家族会連合会副理事長、日本臨床心理士会ひきこもり専門委員会副委員長、宮崎県ひきこもり地域支援センターひきこもり受理会議多職種専門チーム、NCNP精神保健研究所薬物依存研究部客員研究員、日本認知・行動療法学会理事。
筆頭著書に「改訂第二版CRAFTひきこもりの家族支援ワークブック」(金剛出版)、編著書に「地域におけるひきこもり支援ガイドブック」(金剛出版)、共著執筆に「CRAFT 薬物・アルコール依存症からの脱出:あなたの家族を治療につなげるために」(金剛出版)、分担執筆に「認知行動療法の技法と臨床」(日本評論社)、「ひきこもりに出会ったら」(中外医学社)、「『ひきこもり』考」(創元社)などがある。監訳に「CRAFT 依存症患者への治療動機づけ」(金剛出版)、「アルコール依存のための治療ガイド」(金剛出版)などがある。

 

12:45 基調講演
「ひきこもりが示す生きやすい社会」池上 正樹(ジャーナリスト)

池上 正樹プロフィールと大会メッセージ
池上正樹顔写真
●池上正樹(ジャーナリスト KHJ全国ひきこもり家族会連合会広報担当理事)
【大会メッセージ】
NHKドラマの影響もあり、「ひきこもり」は身近な状態だという認識が広まってきました。ただ、深刻な状況の人ほどラベリングされることを嫌がり、「助けて」と言えずに制度の狭間に取りこぼされています。今もひきこもる本人や家族が望む「ひきこもり支援」とはどのようなものなのか?定義や居場所、ネットワークづくりのあり方など、当事者の多様なニーズが吸収できる社会を一緒に構築していきたいと思っています。【プロフィール】
25年にわたり数千人の「ひきこもり」当事者とやりとりしてきた。対話の場「ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI-」設立メンバー。NHK『クローズアップ現代+』『あさイチ』をはじめ、テレビやラジオに多数出演。NHKドラマ「ひきこもり先生」「こもりびと」等の監修も務める。著書は『ルポ「8050問題」~高齢親子“ひきこもり死”の現場から』(河出書房新社)『ルポひきこもり未満~レールから外れた人たち』(集英社新書)『大人のひきこもり~本当は「外に出る理由」を探している人たち』(講談社現代新書)『ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護』(ポプラ新書)等

13:15 行政説明
厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課 課長補佐 安西 慶高
14:00 全体シンポジウム
「ポストコロナ・新しい社会を創る
~私たちの社会はどこへ向かってゆくのか~」
座長:伊藤 正俊(KHJ全国ひきこもり家族会連合会理事長)
コメンテーター:安西 慶高(厚生労働省)
【シンポジスト】
●〈当事者〉 登坂真代(KHJ横浜ばらの会)
●〈家族〉 高和洋子(KHJはぁとぴあ家族会 理事長)
●〈ソーシャルワーク〉 山本 耕平(佛教大学 教授)
●〈医療〉 斎藤 環(筑波大学医学医療系 社会精神保健学 教授)
●〈保健・看護〉 山根 俊恵(山口大学大学院 教授)

登坂真代プロフィールと大会メッセージ

●登坂 真代(KHJ横浜ばらの会会員、手作りおやつ工房とさか店主)
【大会メッセージ】
ひきこもっている115万人の人が「こんな社会はおかしい」と発信してくれています。そのメッセージを私たち一人一人が受け止めて、これからどんな社会を創っていこうとみなさんと共に考え、この大会を機につながれたみなさんと共に生きていきたいと思います。
【プロフィール】
仕事・人間関係が続かず転職を繰り返し、ひきこもることのできない20代を過ごす。32歳でひきこもり、境界性パーソナリティー障害と診断される。「ひきこもったまま社会とつながろう」と自宅で開業し4年目。現在は工房の傍ら訪問介護に従事している。
高和洋子プロフィールと大会メッセージ

●高和 洋子(KHJはぁとぴあ家族会 理事長)
【大会メッセージ】
「不登校は、今や問題行動ではない」と今は法律で定められています。
辛い時は、休んでいい。自分を責めないで。自分の心が壊れないように。今やれることをやろう。
それがきっと、将来の宝になるよ。あなたを助けるものは、「あなたらしさ」の中にある。
【プロフィール】
平成25年7月に特定非営利活動法人はぁとぴあ21を設立し理事長に就任、現在に至る。中学校教員、青少年育成アドバイザー資格を持つ。心の教室相談員として小学校勤務。内閣府「困難を有する子ども・若者の相談業務に携わる民間団体職員研修」参加。現在、富山県子ども若者総合相談センター相談員、富山県青少年健全育成審議会委員、富山県児童相談所機能強化検討委員会委員、富山県射水市ひきこもり支援推進協議会委員を務める。
山本 耕平プロフィール&大会メッセージ

●山本 耕平(佛教大学 社会福祉学部教授)
【大会メッセージ】
ひきこもり当事者やご家族の権利と生活を護る重要なご活躍を果たされていらっしゃるKHJのみなさまに心から敬意をを表します。また,ひきこもり支援について学際的に議論できる今回のシンポジウムを企画して下さったことに心から感謝申し上げます。みなさまと共に歩み続けたいと思います。
【プロフィール】
和歌山市保健所で,思春期・青年期をはじめとした精神科ソーシャルワークを行い,その後,大学に転じました。現在,立命館大学を定年退職後に佛教大学に勤務しています。専門は,若者支援論,精神保健福祉論です。
学位 社会学,社会福祉法人一麦会(麦の郷)理事長,JYCフォーラム共同代表
斎藤 環プロフィール&大会メッセージ

●斎藤 環(筑波大学医学医療系 社会精神保健学教授)
【大会メッセージ】
ひきこもりは「困難な状況にあるまともな人」であり、ひきこもりからの出口があるとすればそれは人が主体化していく過程そのものです。その過程を支えるものが人間関係(ネットワーク)であり、過程をすすめるものが「対話」です。そのことについてお話しします。
【プロフィール】
1961年、岩手県生まれ。精神科医。筑波大学医学研究科博士課程修了。
爽風会佐々木病院等を経て、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。
専門は思春期・青年期の精神病理、精神療法、および病跡学。青少年健康センターで「実践的ひきこもり講座」ならびに「ひきこもり家族会」を主宰。著書に『社会的ひきこもり』、『世界が土曜の夜の夢なら』(角川財団学芸賞)、『オープンダイアローグとは何か』、『心を病んだらいけないの?うつ病社会の処方箋』(小林秀雄賞)ほか多数。
山根 俊恵プロフィール&大会メッセージ

●山根 俊恵( 山口大学大学院医学系研究科(精神看護学))
【大会メッセージ】
私は、どう対応すれば氷のように凍ってしまった子どもの心が溶けるのかを家族と共に学びあう時間を作ってきました。家族心理教育は、親が楽になり、学び、元気になる場です。侵入しすぎない適度な距離、言葉に振り回されず心の声に耳を傾ける、対話の広げ方などを親が学び実践することで、凍った氷が溶け、ドアが開き、姿を見せ、心が通い合い、笑顔が取り戻せるといった家族を見てきました。ひきこもり状態は必ず回復します。多くの方に私と家族の実践をお伝えできればと思っています。
【プロフィール】
大学で教鞭をとりながら2005年にNPO法人ふらっとコミュニティを設立。精神障害者が住み慣れた地域で自分らしい生活ができることを目指し、居場所支援を開始。2015年より宇部市と協働で「ひきこもり支援」を開始し、相談・家族心理教育基礎編(全6回)・実践編(1回/月)アウトリーチ・居場所・社会参加支援を一体的に行っている。家族への伴走型支援体制「山根モデル」が全国から注目されている。SDSプロジェクトチームにて地域づくりにも取り組んでいる。

17:00 初日終了

 

11月28日(日)分科会プログラム

11月28日(日)

8:30 開場・受付開始
9:00 テーマ別分科会交流会(5テーマ)

1) ひきこもり支援の人材育成について
現在、厚生労働省「ひきこもり支援推進事業」等、ひきこもり施策が推進されており、支援に携わる支援者の質の向上も必須になってきています。今年度施行の改正社会福祉法でも行政機関をはじめとした多機関・多職種の連携が求められており、支援者が本人・家族の求める関わり方を理解し、支援力の向上、支援体制を充実させることが急務となっています。
このような現状を踏まえて、KHJでは今年度「ひきこもり支援の人材育成に関する事業」を実施して、ひきこもり支援に求められる資質と援助技術について検討しています。本分科会では、研修体系や研修内容、支援者に何が望まれるのかKHJ事業の検討内容に基づき、支援体制の充実に反映する仕組みづくりを提言して参ります。
【コーディネーター】境 泉洋 (宮崎大学教育学部 教授)
【パネラー】斎藤まさ子(長岡崇徳大学 看護学部 教授) 加藤 隆弘(九州大学医学研究院 准教授) 丸山 康彦(ヒューマン・スタジオ代表)
2) ピアサポーターを活用した支援のあり方
2013年からKHJではひきこもりピアサポーター養成を行い、さまざまな共通項や対等な感覚を見い出せる関係性を、広い意味での「ピア(仲間)」として、全国で互いの支え合い活動を行っています。特にここ数年では「インクルーシブ」の概念を大切に、親同士、本人同士、親と本人、家族会で協働するみなさんと、立場を分かたず、互いに支え合っていく関係、本人や家族の持ち味が大切にされる場を大切にしています。また、昨今では自治体や多機関とピアサポーターとの連携も重要なテーマになっています。
本分科会では、ピアサポーターの活用について以下の2つのテーマに分かれて参加型のシンポジウムを行います。ひきこもりピアサポ―トと、これからの支援のあり方についてみなさんと考えていく時間になればと思います。
【コメンテーター】 山本 洋見(浜松てくてく理事長)
【コーディネーター】上田 理香(KHJ本部事務局長)①【動画配信有り】官民連携とピアサポート~互いの強味を活かした連携とは~
【パネラー】(50音順)
[北海道] 田中 敦(レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク代表)
大橋 伸和(ひきこもり経験者・ピアサポーター)
[高知]  山﨑正雄(高知県精神保健福祉センター所長)
坂本 勲(高知やいろ鳥の会代表)②【動画配信無し(交流中心)】ピアサポートのあり方~そもそもピアってなんだろう?(内容・出演者紹介)
【コーディネーター】下田亮太(つきゆび)(高知やいろ鳥の会)
【ピアサポーター】
加藤和江(楽の会リーラ 家族)
登坂真代(横浜ばらの会 経験者)
日花睦子(大阪虹の会 家族)
馬場貴裕(津山きびの会)
3) 「たびだち」~本人家族の声を発信・活躍の場を創る~
第3分科会では、KHJ全国ひきこもり家族会連合会が年4回出版している一般向け情報誌『たびだち』第100号記念号(2022年冬発行予定)のオープン企画会議を行います。『たびだち』では、毎号、全国のひきこもり当事者や家族がオンラインでハイブリッド編集会議に参加し、表紙から写真、デザイン、記事、投稿作品など、皆の意見を生かした誌面づくりに励んでいます。日頃、家庭の中で僕らが見ている心の風景を「しんどくても1人じゃないよ」という思いと共に広く社会に届けたい。当事者主体の編集者の進行で、夏号に掲載された新潟県十日町市の居場所「ねころんだ」とも中継をつないで、誌面がどのように制作されてきたのかを紹介しつつ、当日の分科会参加者からも企画案やアイデア、作品なども募っていきたいと思っています。
【コーディネーター】池上 正樹(KHJ全国ひきこもり家族会連合会 広報担当理事)
【ファシリテーター】河内 千晴(フューチャーセッション庵ファシリテーター)
【「たびだち」スタッフ・ひきこもり経験者 からのメッセージ】
『たびだち』で、あなたの「表現したい気持ち」を「記事」にしてみませんか
(石井 英資 記者・ライター・広報・企画進行)

「しんどくても1人じゃない」という想いが届けば、きっと生きる希望が出てくる
(瀧本 裕喜 記者・カメラ・ライター・企画進行)
4)8050等の諸課題と兄弟姉妹の会の意義
ひきこもりの家庭…特に8050状態では、本人のひきこもり状態に加えて、親の要介護や生活困窮といった様々な課題が複雑に絡むことが多々あります。兄弟姉妹にとっては自分の家庭のことや仕事のことと合わせて本人とどう関わっていくか、加えて高齢の親との関係性など複合的な悩みを有していて、その悩みを誰にも話せない方も少なくありません。
今回の分科会では「兄弟姉妹の会」の意義と必要性について、会の担当者と兄弟姉妹の立場からシンポジウム形式で発表を行います。同じ兄弟姉妹の分かち合いの効果、8050、社会資源の活用、遠隔地の本人との関係など、兄弟姉妹の立場から本人や家族との関わり方を共に考える機会になれば幸いです。
【コメンテーター】 高和正純(KHJはぁとぴあ家族会 理事長)
【コーディネーター】深谷守貞(KHJ本部ソーシャルワーカー)
5) ひきこもり基本法の検討と推進について
5月19日、自民党の「いわゆる『ひきこもり』の社会参画を考えるPT」は、とりまとめた第一次提言を菅総理に手交した。社会全体で取り組むべき課題として、自治体等がひきこもり支援に取り組みやすい環境整備を加速化するとともに、全国実態調査を実施することや、省庁連絡会議の設置を求めていく。ひきこもり政策そのものを推進するための基本法の制定を進めていく。この基本法について当会の検討状況について説明し、当該提言に関わられた田畑裕明衆議院議員(自民党)と意見交換を行う。
【ゲスト】 田畑 裕明 (自民党 衆議院議員)
【コーディネーター】藤岡清人(広島もみじの会代表)
【コメンテーター】伊藤正俊(KHJ全国ひきこもり家族会連合会 理事長)

11:30 全体共有
12:00 大会宣言 閉会

分科会プログラムはこちらからもご覧いただけます

※本大会は、令和三年度 厚生労働省 民間団体活動助成事業「ひきこもりの理解促進と支援体制の充実・活性化のための人材育成に関する事業」の助成を受けて開催されます。

オンライン大会特別企画~トークショウ「いじめと学校」~
(大会とは別申込となります)

トークショウチラシ

特別企画「いじめと学校」趣旨

【特別企画に寄せて】      池上 正樹
小中学生の不登校やうつ、子どもの自殺が増えています。また、「大人のひきこもり」に至った人たちの背景には、いじめや暴力など学校時代の恐怖体験の後遺症に今でも苦しみ続けている事例が少なくありません。
子どもたちにとって安心できない学校環境が放置されれば、親に心配かけまいと1人で頑張ろうとした子ほど追いつめられて命を失う事態にもつながります。しかし、学校内で起こっている問題は、なかなか外部には見えてきません。
一方、この夏に放送されたNHK土曜ドラマ『ひきこもり先生』では、そんな学校内で起こる不登校やいじめ、虐待などのリアルな問題が取り上げられました。「生きよう」「学校なんか行かなくてもいいんだ」「まずは大人が幸せになってよ」などのセリフは心に残るメッセ―ジとして、ドラマのどの回からも励ましと勇気をもらったという声が届いています。
そこで、今年度の全国大会は特別企画として、後の「大人のひきこもり」にも起因する「いじめと学校」をテーマに、子どもたちをこれ以上傷つけない安心できる学校環境が構築できるよう、それぞれ当事者の視点から語り合って社会に発信したいと考えました。
特別ゲストには、「ひきこもり先生」で当事者たちの困りごとに寄り添うスクールソーシャルワーカー・藍子先生役を演じられ、ご自身が母親でもある鈴木保奈美さんに思いを語ってもらい、皆で考えてもらうきっかけにつながればと思っています。

11月28日(日)13:00~16:00

【第一部 ゲスト対談「いじめと学校」】

鈴木保奈美(女優) × 池上正樹(ジャーナリスト)  司会:河内 千晴

【第二部 ゲストを交えたパネルディスカッション】

【パネラー】いじめ自死家族 篠原真紀(一般社団法人ここから未来 理事)
ひきこもり家族  当事者本人  現役教師
【ファシリテーター】河内 千晴

●特別企画「いじめと学校」出演者からのメッセージ●

参加費 おひとり1,000円
11/24(水) 23:59申込締切
11/26(金)に入金確認取れた方は当日参加可能(14時までに振込手続きください)26日に入金確認できない場合は後日配信となりますのでご了承ください。

参加方法:当日参加か、後日視聴(お申込みの方のみ1か月間の限定配信)かを選べます

特別企画「いじめと学校」申し込みフォーム

【よくある質問】

【当日参加か後日配信(オンデマンド配信)変更はできる?】
当日参加か後日配信か、ご都合で変更になった場合も、状況に関わらず申込者全員に当日のZOOMアドレスと、後日配信のURLをお送りします。当日の状況で決めていただけます。なお後日配信の動画は、2日目の分科会については一部のみの配信となりますことご了承ください。

【お振込みについて】
全国大会とトークショウの参加料金は、一括でお振込みいただけます。

【参加費や協賛金の請求書発行や領収書、債権者登録などは出来ますか?】
承ります。各申し込みフォームの「その他、連絡事項など」の欄にその旨をご入力ください。

【参加費はどちらに振り込めばいいのでしょうか?】
こちらの口座です。
銀行名:PAYPAY銀行
種類:普通口座
支店名:ビジネス営業部(ビジネス)
番号:2638940
名義:特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会
名義カナ:トクヒ)ケイエイチジェイゼンコクヒキコモリカゾクカイレンゴウカイ

【協賛金 および 広告協賛のお願い】

本大会の趣旨にご理解ご賛同いただき、ご協賛を賜りたくここにお願い申し上げます。
実施要綱並びにご協賛の内容につきましては、下記の要綱のとおりご案内させていただきます。
協賛金・広告協賛の要綱ダウンロード

協賛金・広告協賛申し込みフォーム

大会への協賛・協力者の一覧

 

お問い合わせ

〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-16-12-301
特定非営利活動法人
KHJ全国ひきこもり家族会連合会 大会実行委員会 本部事務局
TEL:03-5944-5250 FAX:03-5944-5290
e-mail : taikai2021@khj-h.com