10月28日 開催内容
シンポジウム・懇親会
※敬称略
スケジュール・会場:
大田区産業プラザPIO 小展示ホール
-
11:15〜12:00
開場・受付開始 -
12:00〜12:40
大会開会式典 -
12:40〜13:20
基調講演 -
13:20〜13:40
休憩 -
13:40〜16:40
全体シンポジウム -
16:40〜16:50
大会宣言・次年度開催地への引き継ぎ -
16:50〜17:00
大会閉会式典 -
17:00
終了 -
17:45〜
懇親会
行政説明
「国におけるひきこもり施策」
小野 博史
(厚生労働省 社会・援護局 地域福祉課)
基調講演
「KHJのこれまでの歩みとこれからの展望」
境 泉洋
(徳島大学大学院准教授 社会産業理工学研究部社会総合科学域)
境 泉洋 プロフィール
宮崎県生まれ。1999年,宮崎大学教育学部卒。
2005年,早稲田大学 博士(人間科学)。臨床心理士。
現職,徳島大学大学院社会産業理工学研究部准教授。
日本認知・行動療法学会事務局長,KHJ全国ひきこもり家族会連合理事,徳島県青少年健全育成審議会副会長,NCNP精神保健研究所薬物依存研究部客員研究員。
編著に「地域におけるひきこもり支援ガイドブック」(金剛出版)、筆頭著書に「CRAFTひきこもりの家族支援ワークブック」(金剛出版)がある。
大橋 史信
(全国大会in東京実行委員長 NPO法人楽の会リーラスタッフ)
大橋 史信 プロフィール
⽣きづらさ五冠王、NPO 法⼈ 楽の会リーラスタッフ、としま若者応援ネットワーク副代表。
ひきこもり家族会を活動ベースとして、今までの様々な社会体験等を活かしながら、⽣きづらさ五冠王(不登校・家族との確執・ひきこもり・発達障害・ワーキングプア)として ピア(仲間)の視点で、様々な困難・⽣きづらさ・しんどさを抱えた⼦ども、若者とそのご家族の教育、就労などの⽣き⽅のサポート活動に取り組んでいる。
みそラーメン、果物全般が⼤好き!
全体シンポジウム
「多様な生き方を認め合う明日(地域社会づくり)のために私たちは何をしたいのか」
会場全体でこれからの実践に向けて共に考えます。
※全国大会in東京、全体シンポジウムの登壇者について、下記の通り変更がございます。
参加者のみなさまには、お詫び申し上げますとともに、何卒ご理解ご了承たまわりますようお願い申し上げます。
変更内容はこちらをクリック
(変更前)
全体シンポジウム コーディネーター
JYCフォーラム若者支援全国協同連絡会事務局長 穴澤 義晴
↓
(変更後)
全体シンポジウム メインコーディネーター
特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会 理事長 伊藤 正俊
全体シンポジウム サブコーディネーター、シンポジスト兼任
NPO法人楽の会リーラ事務局長 市川 乙允
全体シンポジウム シンポジスト
NPO法人コミュニティワーク研究実践センター 穴澤 義晴
メインコーディネーター
伊藤 正俊
(NPO法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会 理事長)
伊藤 正俊 プロフィール
1991年 山形県米沢市で「不登校親の会」を立上げ
2003年 〃 「ひきこもり家族会」に変更
2005年 全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会) 参加
2014年 全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会) 副理事長に就任
2016年 全国引きこもりKHJ親の会からKHJ全国ひきこもり家族会連合会へ
同年、共同代表に就任
サブコーディネーター・
シンポジスト
市川 乙允
(NPO法人楽の会リーラ事務局長)
市川 乙允 プロフィール
71歳、立命館大学化学科卒。
仕事の転勤先であった広島での親の会立ち上げに関わり3年間活動後、地域ボランティア等様々な活動を経て、平成13年ひきこもりの親の会KHJ東東京支部(楽の会)立ち上げに関わり、楽の会副会長、NPO法人社会参加支援センター・リーラ初代理事長を歴任し、現在、楽の会リーラ理事(事務局長)及びKHJ東東京支部長としてひきこもりの家族会活動に関わっている。
シンポジスト
穴澤 義晴
(JYCフォーラム若者支援全国協同連絡会事務局長)
穴澤 義晴 プロフィール
そらち生活サポートセンター(生活困窮支援相談事業)主任相談員
特定非営利活動法人コミュニティワーク研究実践センター 理事長
昭和63年より(公財)さっぽろ青少年女性活動協会において、市民の社会参画事業に取り組む。
特にニート・ひきこもり等の不利な状況に立たされている若者支援を目的に、「さっぽろ地域若者サポートステーション」の立ち上げに係る。
現在は、 北海道月形町にて、そらち生活サポートセンター(生活困窮支援相談事業)主任相談員として、空知管内7市14町の生活困窮に対する相談支援事業のかたわら、若者たちと頂いた家で共同生活・秘密基地づくり展開中。
勝部 麗子
(豊中市社会福祉協議会コミュニティソーシャルワーカー)
プロフィールを
勝部 麗子 プロフィール
1987年(昭和62)年入職以来、ボランティアセンター、小地域福祉ネットワーク活動、当事者組織など、地域組織化や地域福祉活動計画に携わる。2004(平成16)年度より始まった、大阪府地域福祉支援計画のコミュニティソーシャルワーカー(CSW)設立事業の一期生となる。
現在は、CSWとして制度の狭間の課題を解決するプロジェクトの立ち上げ等に取り組んでいる。また、厚生労働省社会保障審議会「生活困窮者の支援の在り方に関する特別部会」に委員として参加。
2014(平成26)年4月から放映のNHKドラマ10「サイレントプア」のモデルとなり、同ドラマの監修を務めた。7月には「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演した。
2016年厚生労働省地域力検討会委員として参加、2017年より厚生労働省生活困窮者自立支援及び生活保護部会委員として参加。
下田 つきゆび
(KHJ高知県やいろ鳥の会、つきゆび倶楽部主催)
下田 つきゆび プロフィール
中2から3年間の完全ひきこもりを経て、定時制高校、短大へと進学。30歳のときに強迫性障害とADHDと診断される。高知を拠点に、全国各地に自分の居場所(モノや人)を作ることが最近のテーマ。
徳丸 享
(立正大学心理学部准教授、東京臨床心理士会会長)
徳丸 享 プロフィール
東京臨床心理士会会長・日本臨床心理士会副会長・立正大学心理学部臨床心理学科准教授
1958年生 教育相談所での不登校支援、私立学校でのスクールカウンセラー等を経て、1989年より28年間、板橋区に保健所の臨床心理士として勤務し、デイケア、アルコール依存症ミーティング、ひきこもり家族教室、自殺対策、こころの健康サポーター養成など地域のこころの健康をサポートする仕事に取り組んできた。
林 恭子
(一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事、 新ひきこもりについて考える会世話人、ヒッキ―ネット事務局)
林 恭子 プロフィール
高2で不登校、20代半ばでひきこもりを経験。信頼できる精神科医や多様な人々との出会いを経て30代半ばで回復に向かう。2010年頃から当事者活動開始。一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事、新ひきこもりについて考える会世話人、ヒッキ―ネット事務局。 2016年6月から始めた「ひきこもりUX女子会」を通して見えてきた、支援のあり方、課題、未来への希望について伝え、「共に生きる」社会のあり方ついて提案したい。
山﨑 正雄
(高知県立精神保健福祉センター所長)
プロフィールを
山﨑 正雄 プロフィール
高知県立精神保健福祉センター 所長
(高知県ひきこもり地域支援センター)
高知県障害保健福祉課 副参事
高知県中央児童相談所・幡多児童相談所 副参事
高知県女性相談支援センター 副参事
高知県職員厚生課 副参事
医師、医学博士、精神科専門医・指導医、精神保健指定医
平成9年より、高知県立精神保健福祉センター所長
平成23年より、ひきこもり地域支援センター全国連絡協議会会長
10月29日 開催内容
テーマ別分科会交流会
※敬称略
スケジュール・会場:
明治大学 アカデミーコモン
分科会交流会(8つのテーマに自由参加できます)
-
08:15〜09:00
開場・受付開始 -
09:00〜11:00
セッション①ミニ講義+対話・質疑応答 -
11:00〜12:30
ランチタイム -
12:30〜14:30
セッション②ミニ講義+対話・質疑応答 -
14:45〜16:45
セッション③ミニ講義+対話・質疑応答 -
17:00〜18:00
後夜祭(全体の振り返り)
分科会一覧
各テーマに分れて、ミニ講義と対話・質疑応答を行います。
分科会、セッションを自由に選択・移動し参加できます。
当事者発信:
ひきこもり大学 本人版
セッション①(9:00~11:00)
家族心理学部
オープンダイアローグ学科
木村 ナオヒロ
(元ひきこもり当事者、全国ひきこもり当事者連合会代表理事、ひきこもり新聞編集長)
木村 ナオヒロ プロフィール
ひきこもり新聞編集長。元ひきこもり。
暴力的支援団体を好意的に取り上げたマスコミに疑問を持ちひきこもり新聞を創刊。ひきこもりに対する理解と適切な支援情報を提供するために活動している。
講演骨子
主治医の斎藤 環教授から受けたオープンダイアローグによる家族関係の調整を踏まえながら、自身が取り組んだ「本人発 家族関係再構築」について話したいと思います。
「ひきこもり経験」との向き合い方
~人生のメインディッシュ?それともスパイス~
泉 翔
(元ひきこもり当事者、NPO法人ウィークタイ代表理事)
泉 翔 プロフィール
元ひきこもり当事者。NPO法人ウィークタイ代表理事。
いわゆる”社会復帰”の後にも抱え続けることになる「生きづらさ」にフォーカスし、平穏で安定した生活の維持継続を目的に、コミュニティづくりや自助会、共助会等の活動をしています。
ポテトチップスが大好きです。
講演骨子
活動紹介を通じ、「ひきこもり」から脱しても、あるいはたとえ就職しても、依然として「生きづらさを抱えた当事者」である人は多いという話をし、その流れから「ひきこもり」を過去の経験とした人が、その経験とどう向き合っていくのかについて、近年注目される「ピアサポート」や「当事者活動」と関連付けながら、希薄なロールモデルの中をどう生きてゆくことに希望を見いだせるのか、共に考える時間にしたいと思っています。
セッション②(12:30~14:30)
人生はエンターテイメント学部 人生と家族を見つめて学科
下田 つきゆび
(KHJ高知県やいろ鳥の会、つきゆび倶楽部主宰)
下田 つきゆび プロフィール
中2から3年間の完全ひきこもりを経て、定時制高校、短大へと進学。30歳のときに強迫性障害とADHDと診断される。高知を拠点に、全国各地に自分の居場所(モノや人)を作ることが最近のテーマ。
講演骨子
人生と家族を、主観的視点と客観的視点を行き来しながら面白がって表現してみる。
そうして得られた「人生はエンターテイメント」という視点。そして気付けた家族への思い。表現で広がる僕のセーフティネット。など。
恋愛学部 ひまわり学科
小島 寛加 (Himawari)
(介護補助職員、難病・発達障害当事者)
小島 寛加 プロフィール
平成3年6月18日生まれ、幼少期に難病「もやもや病」発症。それにより3度の手術を経験。その後、後遺症により「軽度知的障害、発達障害(自閉症スペクトラム)、場面緘黙等の『見えない生きづらさ』を抱えるいち当事者となる。20才の時母親と死別。
その後は、家業の仕事・家事・弟の世話等をして生活をしていたが、2年ほど前から「父親との確執」も自分にとっての生きづらさの一つと実感。(もともと父親とのコミュニケーションが少なかった。) 2年ほどの前に就職に向けて、就労支援を受けたことがきっかけで、若者支援に関心を持ち、『見えづらい生きづらさ』を抱えた当事者として、自分の経験を発信している。
講演骨子
父親との確執との向き合い方、就活・就職に至るまでの苦労話等の自身の経験を通じて、生きづらさを抱えた当事者の支援のあり方について話したいと思います。
セッション③(14:45~16:45)
講師によるパネルディスカッション
家族発信:
ひきこもり大学 家族版
セッション①(9:00~11:00)
家族学部 父親学科
成瀬 義男
(NPO法人オレンジの会理事、ピアサポーター)
成瀬 義男 プロフィール
1992年 1月 子どもが不登校からひきこもりへ
2001年 6月 ゼロからの会(現、オレンジの会)出会い、入会、夫婦で参加
2003年 8月 特定非営利活動法人オレンジの会の理事 就任
2006年 4月 父親の勉強会を月1回始める。現在に至る
2007年 5月 東海市ひきこもり支援検討会委員 2008年2月まで
2008年 4月 大地の会家族会参加 2013年3月まで
2009年 4月 瀬戸保健所ひきこもり家族会に参加 現在に至る
2010年 9月 愛知県ひきこもり支援協議会参加 2011年3月まで
2010年 9月 子どもがオレンジの会卒業 現在は結婚、3人の子育て中
2015年 5月 ピアサポーター取得
講演骨子
不登校からひきこもりへ9年母親だけの苦労。転機はオレンジの会との出会い。
夫婦で参加し得たものは身近に手本となる人がいた。教えられ育てられた親の行動、決意、セミナー100回以上参加得られたものは父親の勉強会。サロン。そこから得られたものは人との出会い。温かい言葉、温かい支援、感謝の気持ち、父親が関わるためには。知識を得るためには、視点を変える。子どもをプラス思考で見て見る。身近で得られる対応知識とは、継続は力なり、洞察力、気付く力を身に付けよう子どもの隠れた力を信じ、心の基礎体力をつけるためのフォローの仕方について話したいと思う。
三條 恵一
(NPO法人楽の会リーラ家族会員)
三條 恵一 プロフィール
東京都中野区出身、57歳。都内ホテルにて、調理師(西洋料理、主にフレンチ)として22年間勤続。退職後、カフェレストランを開店し、現在に至る。
講演骨子
社会福祉法人 NHK厚生文化事業団 福祉ビデオシリーズ ひきこもりからの回復でも話した妻と協力をし、父親として息子を粘り強く支えた軌跡についてお話ししたいと思います。
セッション②(12:30~14:30)
家族学部 母親学科
寺田 ひとみ
(NPO法人楽の会リーラ家族会員)
寺田 ひとみ プロフィール
NPO法人 楽の会リーラ 家族会員
講演骨子
本年3月「楽の会リーラに行ってみる」と言う夫の話を聞き、共に家族会入会。
小学6年より不登校になった次女は、それ以降様々な変化を経ながら通算10年以上引きこもってきました。本人の、将来への絶望感は日ごとに募り特にここ数年はどこへもぶつけようのない怒りと悲しみで、苦しみも深まるばかりでした。そんな中、今年の春ごろから娘の中で心境に変化があったようで、突然アルバイトの面接に出掛けて行き、3ヶ所目に決まった職場に通い始めて3ヶ月、緊張と葛藤の日々の戦いが続いています。娘に沢山教えられながら家族で取り組んできた、その思いの一端を母親の立場からお話しさせて頂きたいと思います。
気付き学部 親の自立学科
篠原 博子
(KHJ山梨県桃の会代表)
篠原 博子 プロフィール
自閉症協会 高機能部会親の会 KHJ山梨県桃の会
講演骨子
親離れ、子離れ、親の自立を自分は日々考えていて着実に消化していると思っていた。
しかし、まだまだ自分の中でその問題が大きく立ちはだかっていたことに、気付かされる出来事が起きた。発達障害の息子とは幼児期より彼の一番の理解者になり心身共に成長を見守って「共に歩む」という思いで、息子のことが頭から離れる事はなかった。
しかしそれは親の価値観を押し付けることになり、息子を追い詰める結果になってしまった。「今のあなたでは満足しない」というメッセージを送り続けたことになる。
そして、子供を精神的よりどころとして依存していた事にも気付かされた。息子が追い詰められ暴力にいたった思いを、決して無駄にすまいと思っている。
セッション③(14:45~16:45)
講師によるパネルディスカッション
長期高齢化を考える(青年期から壮年期の支援のありかた)
セッション①(9:00~11:00)
ひきこもりの家族のお金を考える
浜田 裕也
(働けない子どものお金を考える会スタッフ、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー)
プロフィール・講演骨子を
浜田 裕也 プロフィール
社会保険労務士およびファイナンシャルプランナー。平成23年7月に発行された内閣府ひきこもり支援者読本『第5章 親が高齢化、死亡した場合のための備え』を共同執筆。家族がひきこもり経験者であったことから、社会貢献の一環としてひきこもり支援に携わるようになる。
ひきこもりのお子さんをもつご家族のご相談には、ファイナンシャルプランナーとして生活設計を立てるだけでなく、社会保険労務士として社会保障制度の利用、検討のアドバイスもしている。
講演骨子
お子さんのひきこもり状態が長引き、年齢がある程度高くなってしまった場合、お子さんの将来の見通しを立ててご家族でその情報を共有しておくことも検討討しなければなりません。特にお金の見通しは切実な問題です。お金の見通しの立て方、お子さんへの伝え方、ご兄弟姉妹への対応など、今からやるべきこと、知っておいた方がよいことを今回の研修会で学んでみましょう。
具体的には、①お子さんの将来のお金の見通しの立て方、②お子さんの国民年金について、③親亡き後の準備について60分の講義を予定しております。
セッション②(12:30~14:30)
膠着・長期化した家族・当事者へのアプローチの課題
鈴木 美登里
(NPO法人「名古屋オレンジの会」理事)
プロフィール・講演骨子を
鈴木 美登里 プロフィール
特定非営利活動法人 オレンジの会 理事、社会福祉士、「名古屋仕事暮らし・自立サポートセンター大曽根」相談支援員
小学校5年生の時に不登校になる。1987年~1991年NPO法人中部リサイクル運動市民の会に参加。名古屋市に対しゴミの分別の提案や不登校の問題、食の問題の活動を行う。
1999年にオレンジの会の前身となる「ゼロからの会なごや」を発足する。
2001年オレンジの会設立し、現在に至る。
講演骨子
昨年のKHJの調査事業において、ひきこもり当事者とその家族の長期・高齢化が明らかになった。同じく社会の課題としての40:70、50:80問題もある。就労や自立の課題もあるが、生活や「生き残る」という課題もあらたに見えてきている。そんな社会背景と膠着した家族や当事者のアプローチの課題を考える場としたい。
セッション③(14:45~16:45)
長期ひきこもりの多様な自立支援のあり方
石川 清
(ひきこもり訪問サポート、フリーライター、ジャーナリスト)
プロフィール・講演骨子を
石川 清 プロフィール
NHK記者を経てフリーで取材する傍ら、15年前からひきこもり支援に携わる。
訪問支援は年間約800回を数え、累計1万回を越える。アジア在住経験が長いことから、よく海外を一緒に旅する。著書「ドキュメント 長期ひきこもりの現場から」洋泉社等。HP:http://blog.livedoor.jp/cvnasaka/
講演骨子
40代以上の深刻ケースへの具体的な支援例を紹介しながら、孤立化を防ぐために心がけたい多様なアプローチ、長期高齢事例に巻き起こる種々の今日的トラブル、その改善や対応の仕方などを来場者交えて考えたいと思います。
発達障害
セッション①(9:00~11:00)
コミュニケーションから発達障害の理解と対応を考える
冠地 情
(東京都発達障害当事者会 コミュニケーションコミュニティ・イイトサガシ代表、親子)
冠地 情 プロフィール
http://iitokosagashi.jimdo.com/
・イイトコサガシ(代表)
・ワークショップ・ファシリテーター
・ワークショップ・デザイナー
・研修&講演講師
・コラムニスト
1972年生まれ。
不登校・ひきこもり・いじめ・発達障害の四冠王だったと語る、イイトコサガシ代表。全国各地でいいところを探し、互いにほめるワークショップ(80種類以上)を43都道府県で1000回以上開催。これまでに10000人以上が参加。NHK ハートネットTV、バリバラ にも出演。
講演骨子
発達障害等の生きづらさ四冠王の自分と家族の目線で、自身の経験・活動特に表現、コミュニケーションの視点を通じて、発達障害の理解と対応について皆さんと共に考える時間にしたい。
冠地 俊子
(発達障害の息子を持つ母)
冠地 俊子 プロフィール
1948年生まれ。1988年に表現グループ『じかんどろぼう』を仲間五人(冠地情含む)で立ち上げ週一で活動。その後、「HIV-メモリアルキルトin東京」の前夜祭出演、「大表現祭レボリューション」、「和・話・輪遊牧大行進(野外開催)」等泊まりのワークショップを企画開催。
息子である冠地情との親子講演会は、2015年度田口教育研究所のベストセミナーに選出。
また、東京都下谷精神保健福祉センターの家族研修の講師も務めた。
セッション②(12:30~14:30)
大人の発達障害とは何か
成重 竜一郎
(若宮病院 児童精神科医 医長、日本医科大学付属病院非常勤講師)
プロフィール・講演骨子を
成重 竜一郎 プロフィール
平成13年日本医科大学医学部卒。同年日本医科大学精神医学教室入局後、東京都立梅ヶ丘病院、日本医科大学等で精神科医として勤務。平成20年4月~平成22年3月厚生労働省勤務。(こころの健康づくり対策官:精神保健医療行政全般、自殺対策担当)。
現在は、社会医療法人公徳会若宮病院(山形県)医長、日本医科大学付属病院非常勤講師。専門は児童思春期精神医学。
講演骨子
「発達障害」は精神医学の歴史上まだ新しい概念であり、その枠組みそのものもまだ不確定な部分が大きい。発達障害に含まれる疾患としては自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症等があるが、その特性そのものは誰もが多かれ少なかれ持っているものであり、特性の強い者と弱い者では支援のあり方が異なるところもある。発達障害を有する者への支援においては個人の特性や状況に合わせた対応が重要である。
セッション③(14:45~16:45)
もしパートナーが発達障害だったら… 夫婦関係から発達障害を考える。
櫻田 万里
(アスペルガー・アラウンド代表)
櫻田 万里 プロフィール・講演骨子
SORA アスペルガー・アラウンド代表
2001・2003年に長男と夫がアスペルガー症候群の診断を受ける。13年間の特別支援学校の勤務経験と自身のAC克服体験を生かし、2013年にカサンドラの 支援活動の発足。今年度「パートナーがアスペルガーかな?と思ったあなたへ」を発刊。3000部がすでに頒布。発達障害を知ることで夫婦関係に新たな視点を得ていただきたい。
山本 洋見
(KHJ全国引きこもり家族会連合会理事、NPO法人てくてく理事長、家族・心の相談室カウンセラー)
山本 洋見 プロフィール・講演骨子
kHJ全国引きこもり家族会連合会理事、NPO法人てくてく理事長、家族・心の相談室 カウンセラー
DⅤに悩む妻とアスペルガーの配偶者を持つ妻とはどこか似ています。
継続進行している日々の体験に常に苦しみ続けそこから容易に退避できない所です。
DVの妻との違いは、起きている体験を他者に理解してもらえない点。
アスペルガーの夫とはもとよりコミュニケーションが成り立っていない。
その不全感や焦燥感は2次障害を起こします。
(カサンドラ症候群)一方アスペルガーの夫も困っています。
妻の怒りや混乱がわからない。が、自分が妻から責められていると感じています。
この困っているカップルとその家族が幸せになるためのいくつかの選択肢を探しましょう。
地域連携
セッション①(9:00~11:00)
地域連携事例1
住民主体で立ち上がった居場所カタルーベの会
後藤 将来
(中野区社会福祉協議会福祉何でも相談担当)
後藤 将来 プロフィール
4年制大学を卒業後、放課後クラブの指導員として勤務を経て、2009年に中野区社会福祉協議会に入職する。入職後は、生活福祉資金貸付事業にて低所得の方への支援に携わる。その後、地域福祉権利擁護事業で認知症の方や精神新障害、知的障害など判断能力が不十分な方への支援を行う。2015年より、新規事業として開設した福祉何でも相談の担当として勤務している。
中川 弥生子
(中野カタルーべの会代表)
中川 弥生子 プロフィール
中野区民生・児童委員、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士。
精神障がい者社会復帰訓練事業(デイケア)非常勤勤務
荒川区精神障がい者グループホーム非常勤勤務
講演骨子
民生委員の立場からすると、ひきこもり当事者、家族が地域で孤立することなく、また、偏見などなく、地域で当たり前に理解し、お互い様の 関係性が持てるようになるために居場所の提供を試みています。民生委員の活動自体が地域住民の安全、安心を確保し、孤立を生まない、地域内での関係性を持ち、必要な時に行政につなぎ、地域弱者の権利擁護を代弁する役目を持っていると考えています。
セッション②(12:30~14:30)
地域連携事例2
これからの地域資源に望むもの
山﨑 正雄
(高知県精神保健福祉センター所長)
山﨑 正雄 プロフィール
高知県立精神保健福祉センター 所長
(高知県ひきこもり地域支援センター)
高知県障害保健福祉課 副参事
高知県中央児童相談所・幡多児童相談所 副参事
高知県女性相談支援センター 副参事
高知県職員厚生課 副参事
医師、医学博士、精神科専門医・指導医、精神保健指定医
平成9年より、高知県立精神保健福祉センター所長
平成23年より、ひきこもり地域支援センター全国連絡協議会会長
菊池 謙
(NPO法人ワーカーズコープちば)
菊池 謙 プロフィール
1992年3月 筑波大学社会学類卒業
1992年4月 日本労働者協同組合連合会センター事業団入職
2001年7月 協同総合研究所事務局長
2007年7月 ワーカーズコープちば専務理事
2012年5月 フードバンクちば代表
2013年12月 千葉市生活自立・仕事相談センター稲毛 主任相談員
その他、NPO法人くらしえん・しごとえん理事、NPO法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会理事、一般社団法人自由と生存の家理事、一般社団法人ひと・くらしサポートネットちば運営委員 千葉県生活困窮者自立支援実務者ネットワーク運営委員、精神保健福祉士。
講演骨子
・ワーカーズコープについて
・生活困窮者自立支援制度について
「千葉市生活自立・仕事相談センター」の現場から見えるもの
地域の支援機関との連携
住まいの貧困について
多様な「働き方」をめざして
セッション③(14:45~16:45)
地域連携事例3
地域とつながる家族会
市川 乙允
(北区「赤羽会」 副代表)
市川 乙允 プロフィール
71歳、立命館大学化学科卒。 仕事の転勤先であった広島での親の会立ち上げに関わり3年間活動後、地域ボランティア等様々な活動を経て、平成13年ひきこもりの親の会KHJ東東京支部(楽の会)立ち上げに関わり、楽の会副会長、NPO法人社会参加支援センター・リーラ初代理事長を歴任し、現在、楽の会リーラ理事(事務局長)及びKHJ東東京支部長としてひきこもりの家族会活動に関わっている。
講演骨子
赤羽会の事例(東京北区):地域の家族会(任意団体)ならではの、地域の身近な資源と連携する家族会の活動事例について発表します。家族懇談会(定例会)、家族会、居場所、発達障害関連啓蒙活動と居場所作り等を通じて、お互いに支え合いながら、本人、及び家族の孤立防止を目指した自主活動について発表します。
田口 ゆりえ
(NPO法人KHJ埼玉県けやきの会家族会理事長)
田口 ゆりえ プロフィール・講演骨子
NPO法人KHJ埼玉県けやきの会家族会代表
H21年、NPOに移行し代表に就任。会員のニーズを第一に掲げた取組を目指し、月例会、学習会、CRAFT、居場所等、充実を図ってきました。しかし居場所からの出口は見つけにくいものでした。何年も就労から遠ざかった青年にとっていきなり就職は危険なこと。訓練期間が必要なのです。手帳所持や障害の有無に関わらず利用可能な就労移行支援事業所等に一定期間通い、一般就労か障害者枠で就職するかは最後に選択します。
ピアサポート
セッション①(9:00~11:00)
当事者主体によるピアサポートについての考え方
割田 大悟
(ひきこもり当事者グループ 「ひき桜」in横浜 主宰、ピアサポーター)
割田 大悟 プロフィール
大学在学中にひきこもりを経験し、その後も短期的なひきこもり状態を繰り返す。自分の経験を何かに活かしたいと思い、ピアサポートについて学ぶ。現在はひきこもり当事者グループ「ひき桜」in横浜の代表として、各地での発表、横浜・町田での居場所運営、ブログ「ひきこもりピアサポート日記」による情報発信、ピアサポート学習会「ひきこもりピアサポートゼミナール」の開催、ピアサポート普及啓発活動に力を注ぐ。
経験者が相談援助に携わる意味
丸山 康彦
(ヒューマンスタジオ代表)
プロフィール・講演骨子を
丸山 康彦 プロフィール
不登校のため7年かけて高校を卒業。大学卒業後、高校講師、ひきこもりを経て個人事務所を開設し、青少年支援の研修と活動ののちヒューマン・スタジオを設立。業務のひとつとして2年目から執筆しているメールマガジンの評価が高まるにつれ、これを各業務に活用する独自の手法で不登校/ひきこもり状態への相談援助を実践している。2014年、メールマガジンの一部を収録した単行本が出版。2015年度は厚労省社会福祉推進事業のひとつ「ひきこもりガイドライン・アセスメント事業委員会」委員として『地域におけるひきこもり支援ガイドブック』の執筆に参加(金剛出版から近刊)。2016年度から「ひきこもりピアサポートゼミナール」のアドバイザーとして運営に参加。
セッション②(12:30~14:30)
私のピアサポート体験
寒河江 亮子
(NPO法人からころセンタースタッフ)
寒河江 亮子 プロフィール
・1974年6月生
・山形県山形市出身、3人姉弟の1番上(下に弟が2人)。
・平成5年県立西高卒業、山形大学工学部入学、母の急死をきっかけにひきこもるようになる。
・20代の10年間、もがきながらのひきこもり生活。
・25歳を過ぎたあたりから、0歳から生まれ直し、もう一度自分で自分を育てなおすと一念発起。
・30歳あたりから、履歴書に書きたくないことは書かずに面接、就職。
・塾講師を1年、自営業の弁当屋の配達などを数年したのち、お見合いして結婚・出産。現在7歳の娘(重度重複障害児)がいる。
・結婚後就職して一般企業の事務職を7年務めた後、2015年にから・ころセンターの就労継続支援B型事業所の生活支援員に転職。
・自分の「ひきこもり経験」を今苦しんでいる方々へ活かすことはできないかと、日々奮闘中。
・将来の夢は、障がいや年齢に関わらずお互いに支え合える施設を作ること。
加藤 和江
(NPO法人楽の会リーラピアサポーター)
加藤 和江 プロフィール・講演骨子
3人の息子がひきこもった経験をもつ。親として悩み苦しみもがきながら試行錯誤した日々は自分探しの旅だったと振り返る。現在、ピアサポーターとして活動する中で感じたことや気づいたことを伝えたい。
セッション③(14:45~16:45)
ピアサポートについて考える対話交流会
居場所・中間的就労
セッション①(9:00~11:00)
新しい居場所の形
池上 正樹
(フリージャーナリスト)
池上 正樹 プロフィール
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリスト。日本文藝家協会会員。YAHOO!ニュース個人オーサーhttp://bylines.news.yahoo.co.jp/masakiikegami/。心や街などを追いかける。
09年からダイヤモンド・オンラインで『「引きこもり」する大人たち』を連載中。主な著書は『ひきこもる女性たち』(ベスト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『ダメダメな人生を変えたいM君と生活保護』(ポプラ新書)、『ふたたび、ここから~東日本大震災・石巻の人たちの50日間』(ポプラ社)、『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』(青志社/共著)など、年内にも新書を出版予定。TVやラジオにも多数出演。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会委員なども務める
講演骨子
当事者が主体となり、偶数月第1日曜日、5年間で30回開催企画・運営してきた ひきこもりフューチャーセッション庵。庵が「ひきこもり等生きづらさを抱えた当事者界隈」にもたらしたものについて語りながら、新しい居場所のあり方、求められるものについて皆さんと共に考えていきたいと思います。
神垣 崇平
(『ひきこもりフューチャーセッション「庵 -IORI-」』運営)
神垣 崇平 プロフィール
50代前半 1989年インフラ系企業に入社 2012年の夏から、ご縁あってひきこもりの対話の場作りに参加。
同9月から『ひきこもりフューチャーセッション「庵 -IORI-」』を運営し、偶数月第1日曜日、5年間で30回開催。 KHJ全国ひきこもり家族会連合会が全国で開催している、「ひきこもり つながる・かんがえる対話交流会」にも協力。
講演骨子
庵や対話交流会等の「対話の場」を創っていく際に、大切にしていること等を運営面に軸を置きながら、皆さんと共に新しい居場所の形を模索する時間としたいと思います。
林 恭子
(ひきこもりUX女子会主宰)
林 恭子 プロフィール・講演骨子
高2で不登校、20代半ばでひきこもりを経験。信頼できる精神科医や多様な人々との出会いを経て30代半ばで回復に向かう。2010年頃から当事者活動開始。
一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事、新ひきこもりについて考える会世話人、ヒッキ―ネット事務局。
2016年6月から始めた「ひきこもりUX女子会」を通して見えてきた、支援のあり方、課題、未来への希望について伝え、「共に生きる」社会のあり方ついて提案したい。
恩田 夏絵
(ひきこもりUX女子会主宰)
恩田 夏絵 プロフィール
国際NGOピースボート
ピースボート・グローバルスクールコーディネーター
一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事
1986年神奈川県生まれ。小学2年生から不登校をはじめる。
ひきこもり、リストカットなどを経て定時制高校を卒業するも、“生きること”への希望を見いだせず、2005年に人生最期の旅のつもりでピースボート地球一周の船旅に参加。様々なヒトと出会うことで“生きること”の多様性を実感し、死ぬのをやめて現在の仕事に就職。
2010年、ヒトの多様性を学ぶ洋上フリースクール『ピースボート・グローバルスクール』を開校。
2014年からは当事者目線で“多様な生き方”を提案していくことをコンセプトに活動するグループ「ひきこもりUX会議」を主宰。
http://global-school.jp/
http://blog.livedoor.jp/uxkaigi/
セッション②(12:30~14:30)
対話:つなかん対話交流会
セッション③(14:45~16:45)
自分を殺さない生き方とは…
長井 岳
(創造集団440Hzスタッフ)
長井 岳 プロフィール
福島県出身。自分から始める研究者。世界のトイレに関心が高い。驚異のパワーポイント。情に厚い。
講演骨子
一人一人の「生きたいように生きる」を追求する社会的企業、創造集団440Hzで働く長井が、自身の〈生きがたさ〉から始まって、どのような経緯で会社設立に至ったのかを語ります。その母体となった、自分でありながら、人や社会とどうつながって生きていくのかを思い切り模索できるNPOのオルタナティブ大学、シューレ大学の話も聞き逃せません!
柳井 久弥
(一般社団法人コンパス代表理事)
柳井 久弥 プロフィール・講演骨子
一般社団法人 コンパス代表理事
自身の経験から社会的企業に関心を持ち一般社団法人を設立。2016年より活動を開始。教育・福祉・就労 支援をキーワードに「居場所とはたらく場のあいだ」を段階的に埋めていく中間的就労支援等の仕組みに取り組む。地域の居場所であるコミュニティカフェをベースに当事者の得意を講座にし、講座運営を通して中間的就労支援を仕組み化。現在は児童向けのプログラミング講座を開講。運営補助と中間的就労支援を結び付けていきたい。
兄弟姉妹
セッション①(9:00~11:00)
「人々の多様性の中、それぞれのココロに灯りがともるよう」
~兄弟姉妹が抱える思い、体験からの気づき~
匿名
(「姉」当事者)
プロフィール・講演骨子を
プロフィール
47歳東京在住の姉。当事者43歳と80代の母が、別の県で暮らしています。2000年に新聞でKHJのことを知りました。
講演骨子
何年も状況が変わらない(ように思える)。お互いの年齢だけがどんどんカウントされていく焦りと不安。会社や知り合いに家族のことは話せない。親は非協力的で、いつも自分の気持ちにストップをかけている不自然さを感じながらの日々。
そんな中、一度視点を少しずらして、兄弟姉妹が自分自身のココロに灯りをともすことも、大切なのではないでしょうか。「当事者にこうなってほしいという思い」を「自分自身のココロをときほぐすこと」へシフトさせて、状況が変わる可能性を生み出してゆけたなら。
セッション②(12:30~14:30)
本人や家族関係 自分の気持の整理
先行き不安・孤独感・罪悪感・距離感
平良 玲奈
(KHJ沖縄県「てぃんさぐぬ花の会」)
プロフィール・講演骨子を
平良 玲奈 プロフィール・講演骨子
6人家族の次女。
兄妹のひきこもり状態・自分自身の方向性を見失っていたなかで
若者支援に携わることになり、KHJ家族会に出会った。。
日々の生活を送るなかで感じる、本人・姉妹・親との距離感や気持ちの整理など、周りに相談できず自分自身で抱えてしまいやすい気持ちを等身大でお伝えできればと思います。
セッション③(14:45~16:45)
「つながるということ」~親亡きあとの地域資源の繋がり~
野中 和枝
(「姉」当事者)
プロフィールを
野中 和枝 プロフィール
東京で、地元の地域資源「認知症カフェ」の当事者(ケアラーさん)
の抱える問題に寄り添いつつ、次につなげる為のサポーター活動を、四年間やっています。
私自身はひきこもり歴42年になる妹がおります。
認知症当事者の家族と、兄弟姉妹の解決したい事柄、困り事など、共通するところが多々あり、khj兄弟姉妹の会への関心を深めております。