就職氷河期世代支援の推進に向けた全国プラットフォーム会議(第一回) (令和元年11月26日)
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昨日11月26日、首相官邸において、「就職氷河期世代支援プランの推進に向けた全国プラットフォーム会議」が行われました。
当会からは共同代表の伊藤正俊が会議に出席し、本プランが雇用重視、就労ありきの施策に陥らないよう、以下の事項を提案しました。
1.社会参加に向けた支援を必要とするひきこもり支援について重層的な施策構築を求める
2.居場所、相談、アウトリーチ機能を備えた取りこぼさないワンストップ支援
3.人材の育成 ピアサポーターの起用
就労の前に、まず本人や家族の孤立感を解消、生きる意欲の回復と自己肯定感を育めること、そのために安心できる居場所づくり、ワンストップ支援、寄り添える人材が必要であることを伝えました。
また、会議では、当事者団体のUX会議の林代表からも当事者の声として、安心できる居場所づくり関係づくりを求めました。
人手不足解消や既存の雇用システムに当てはめるような施策にならないよう、社会の生きづらさ、働きづらさ、孤立解消のために、当事者、家族の声が活かされるよう、今後も、ひとりひとりの状況に寄り添える施策を求めてまいります。
【関連動画】
「首相官邸より」
https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201911/26hyogaki.html
【厚労省】就職氷河期支援施策の取組について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06487.html