新年のごあいさつ
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新年あけましておめでとうございます。
旧年中は皆さまに多くの労いと激励のお言葉を賜り誠にありがとうございました。
昨年に起きた一連の事件が発端となり日本国中に激震が走り、取り巻く環境が大きく変化しました。
悲しく辛い事件でしたが、改めて待った無しの対策を講じなければ連鎖した事件が起きてしまう心配があり、私たちの活動の真価が問われる年になります。
その対応としては家族会の相談機能をどの様に充実させていけるのか?また、孤立した家族や本人の受け皿となる家族会として地域での有り方などが課題になると思います。
昨年12月に内閣府によって就職氷河期世代支援推進プランの行動計画が出されましたが、社会参加支援が必要なひきこもりにおいては、産業労働界主導ではなく、「誰もが希望を持って生き続けられる」福祉の視点や8050が進んでいくなかで家族を含めた世帯丸ごとの断らない支援が必要であることを、本年も粘り強く伝えていきたいとおもいます。
また、福祉サービスが制度の狭間で受けられない方がまだまだ多くいます。柔軟な支援制度が、今後ますます重要であると思います。
2020年も希望を持って前向きに生きられる地域社会を目指して、全国の家族会のみなさま、関係機関のみなさまと一緒に連携してまいりたいとおもいます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2020年 1月7日
KHJ全国ひきこもり家族会連合会
共同代表 伊藤正俊
中垣内正和