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KHJ全国ひきこもり家族会連合会

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12月3日(日)に信田さよ子氏(日本公認心理師協会会長)の講演会とシンポジウム(支援者向け研修会)を開催しました。好評につきオンデマンド配信を追加募集します


【支援者向け研修会】「家族が一歩を踏み出すために必要な支援とは何か」全世代のひきこもり心理支援を家族関係から考える

信田氏講演写真
背景と課題 ~孤立が深刻化するほどSOSが出せない~ケアされるべきは母親である~
ひきこもり146万人。うち半数以上は中高年層である。世間体や自己責任の意識から、誰にも相談できないまま高齢化、地域で孤立化していく実態(8050問題)も潜在化している。
その背景は多様だ。家族関係においては、夫婦間のDV(ドメスティックバイオレンス)や虐待などの精神的暴力があることも少なくない。母親は子どもをなんとかしようと限界まで頑張り続けるが、夫の無関心、無理解による孤立感からSOSを出せないまま高齢化する。その結果、母子共倒れや、母子心中、親亡き後の孤立死に至ってしまう事例は絶えない。
40年以上、臨床現場で家族支援をされているカウンセラーの信田さよ子氏は、ひきこもりを抱える家族において「何よりもケアされるべきは母親である」と話す。こころの問題を扱うと考えられているカウンセリングだが、その役割は、絶えず生命の危機と対峙し「目の前のクライエントが生きていくことを支援する」ものでなければならないとする。
家族それぞれが自分の人生を生きていくために必要な支援とは何なのか。ひきこもる子を持つ親、兄弟、ひきこもり経験者の語りを含めて、家族が一歩を踏み出す支援について理解を深めていく機会にしたい。

KHJ全国ひきこもり家族会連合会は1999年発足。全国ネットワークを有する唯一のひきこもり家族会(当事者団体)。現在、37都道府県56支部とネットワークを組んで活動している(約3,000家族)
全国の支援者、有識者とも連携し、誰もが生きやすい社会の実現を目指している。

チラシダウンロードはこちら

 

開催日時:12月3日(日)13時30分~16時00分(13時00分 開場)
定員 会場:200名、後日オンデマンド視聴:150名
会場:日本女子大学 桜楓会館2号館 4階ホール(文京区目白台2-8-1 日本女子大学内)

●第一部:13:40~14:40 特別講演会
テーマ「ひきこもり」問題と家族について考える
ゲスト:信田さよ子氏(原宿カウンセリングセンター顧問・日本公認心理師協会会長)

1946年生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了後、駒木野病院勤務等を経て1995年原宿カウンセリングセンター設立、2021年5月で所長を引退し現在は顧問。アディクション、摂食障害、ひきこもりの本人とその家族、DV、子ども虐待、ハラスメントや性暴力の加害者・被害者などのカウンセリングを行ってきた。DV加害者プログラム実施中。日本公認心理師協会会長、日本臨床心理士会理事。
著書に「アディクションアプローチ」「DVと虐待」「加害者は変われるか」「母が重くてたまらない」「アディクション臨床論」「家族と国家は共謀する」「タフラブ・絆を手放す生き方」など多数。最新著は「家族と厄災」(生きのびるブックス)。

●第二部:14:50~16:00 シンポジウム
テーマ: 家族が一歩を踏み出すために必要な支援とは何か
登壇者:<母親の立場>山本洋見(KHJ理事長)プロフィール <父親の立場>藤岡清人(KHJ理事長)プロフィール <兄弟の立場>池上 正樹(KHJ副理事長)新聞記事 <経験者の立場>田中 敦(KHJ理事)新聞記事 コメンテーター:信田 さよ子氏  進行:<経験者の立場>上田 理香(KHJ本部事務局長)

研修受講費 後日オンデマンド視聴:5,500円(税込)適格請求書発行事業者登録番号:T5030005002918
お申し込み方法:Peatix でお願いします。
お申し込み期限 会場参加:11月26日(日)13時30分、後日オンデマンド視聴:12月31日(日)←延長しました!
後日オンデマンド動画視聴:1月からの予定です。動画のURLとパスワードをご連絡します。

後援:NPO法人 日本家族カウンセリング協会  NPO法人 楽の会リーラ
公益社団法人 日本公認心理師協会(申請中)
主催:特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会
お問い合わせ先 :特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会 本部事務局
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-16-12-301 TEL:03-5944-5250 FAX:03-5944-5290 info@khj-h.com

※都合により内容などが変更になる場合があります。