10月18日(日)に、沖縄でひきこもり大学を開催しました。
ひきこもり当事者の社会参加を支える枠組み作り
ひきこもり大学 KHJ全国キャラバン2015
2010年度の内閣府による調査で「ひきこもり」は全国で推計70万人と発表され、有効な解決策も見いだせないまま長期化や高年齢化が懸念されています。
私たちKHJ家族会は、1999年の結成以来、外出できない当事者に代わり家族がつながることで当事者や家族の孤立を防ぐ努力を重ねてきましたが、ともすれば親としての思いが先に立ってしまい、当事者が望む支援とのズレが生じてしまうこともありました。
一方近年になって、様々な参加者が集まり対話する場「フューチャーセッション」や、ひきこもっていた人がその経験から得られた知恵などを講義する「ひきこもり大学」など、当事者が主体となる新しい動きが各地で生まれています。
この度、関東で対話の場を開いているグループと、関西で当事者主体の活動をしているNPOの協力を得て、ひきこもり大学を全国で開催します。家族が 当事者や一般の方との対話をする中で、当事者の側に立った新しい支援を共に考えていきたいと思っています。ぜひご参加ください。
※フューチャーセッション庵IORIとは 、「ひきこもりが問題でない社会」の実現を目指し、多様な立場の人たちが集まる対話の場。2012年から東京都内にて隔月で開催され ています。
日時:10月18日(日)13:30~16:30(受付開始13:00~)
会場:沖縄県総合福祉センター1F(那覇市首里石嶺町4丁目373-1)
定員:100名(申込必要)
参加費:一般1000円 当事者500円(ご夫婦は一人分で可)
司会進行:池上正樹 (フリージャーナリスト)
1限目 発達障害学部 生きづらさ学科
講師:大橋史信
テーマ:生きづらさを生きる命題に!”生きる、生き抜く”
プロフィール:
1980年5月 東京文京区生まれ (35歳)。自身のことを『いじめ、不登校、家族との確執、障害、ひきこもり』の五冠王と語る。 現在は、自身が軽度精神遅滞(軽度知的障碍)付 大人の発達障碍当事者として、今までの様々な社会体験を活かしながら、様々な困難、しんどさ、生きずらさを抱えた子ども・若者の教育・就労等のサポートをピアの視点でを行っている。
〈主な活動〉・NPO法人 楽の会リーラ、・就労支援移行施設 ラルゴ神楽坂
2限目:沖縄から元当事者のメッセージ(ビデオレター)
テーマ:「自分なりの社会へのつながり方」
3限目:それぞれのグループからの発表と共有
主催:NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)
共催:KHJ沖縄てぃんさぐぬ花の会
協力:ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI- OTS(親、てぃんさぐぬ花の会、サポーター)
お申込み方法:E-mail、またはFAXにてお申し込みください。
御名前、人数、連絡先をお書きください。
KHJ沖縄てぃんさぐぬ花の会
E-mail: khjokinawa@gmail.com FAX: 098-894-3344
お問い合わせ:キャラバン専用メールアドレスinfo@khj-h.com
KHJ沖縄てぃんさぐぬ花の会
khjokinawa@gmail.com
TEL:070-5277-2036