2015年11月9日

11月28日(土)に、北海道でひきこもり大学を開催しました。

Filed under: お知らせ,ひきこもり大学,北海道・東北 — caravan @ 10:06 AM

ひきこもり当事者の社会参加を支える枠組み作り

ひきこもり大学 KHJ全国キャラバン2015

2010年度の内閣府による調査で「ひきこもり」は全国で推計70万人と発表され、有効な解決策も見いだせないまま長期化や高年齢化が懸念されています。

私たちKHJ家族会は、1999年の結成以来、外出できない当事者に代わり家族がつながることで当事者や家族の孤立を防ぐ努力を重ねてきましたが、ともすれば親としての思いが先に立ってしまい、当事者が望む支援とのズレが生じてしまうこともありました。

一方近年になって、様々な参加者が集まり対話する場「フューチャーセッション」や、ひきこもっていた人がその経験から得られた知恵などを講義する「ひきこもり大学」など、当事者が主体となる新しい動きが各地で生まれています。

この度、関東で対話の場を開いているグループと、関西で当事者主体の活動をしているNPOの協力を得て、ひきこもり大学を全国で開催します。家族が 当事者や一般の方との対話をする中で、当事者の側に立った新しい支援を共に考えていきたいと思っています。ぜひご参加ください。

※フューチャーセッション庵IORIとは 、「ひきこもりが問題でない社会」の実現を目指し、多様な立場の人たちが集まる対話の場。2012年から東京都内にて隔月で開催され ています。

KHJキャラバン北海道チラシ チラシダウンロード(PDF形式 544kB)

日時:11月28日(土)13:30~15:30(受付開始13:00~)
会場:北海道立道民活動センター「かでる2・7」10階1050会議室(札幌市中央区北二条西7丁目)
定員:50名(申込不要・先着順)
参加費:一般・会員500円(当事者無料)

内容:道産こもり179大学及びFSによるグループワークセッションの複合的開催
司会進行:田中敦(NPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク)

1限目:発達障害リカバリー学科
講師:カカロット(当事者会「帯広・リカバリースポット」)
プロフィール:小3より苛烈ないじめにあって不登校を繰り返す。高卒後、工場に勤めるもパワハラ・いじめが原因で36歳の時に自殺未遂。その後、失踪・失職・ひきこもりを経験。38歳の時にアスペルガー症候群と診断。現在はとかちダルク・A型事業所など多方面でリカバリー中。

2限目:「思考は現実化する」研究学科
講師:田中透(当事者会「函館・樹陽のたより」)
プロフィール:25歳の時に発達障害・アスペルガー症候群の診断を受ける。現在コンピュータ関係の職業訓練を受講中。ひきこもりや不登校で悩む人たちへ向けて講演活動やブログを通して元気になるためのメッセージを送り続けている。

主催:NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)
共催:全国ひきこもりKHJ親の会(家族会連合会)北海道支部「はまなす」
協力:NPO法人レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク、リカバリースポット、函館・樹陽のたより

お問い合わせ:
全国ひきこもりKHJ親の会(家族会連合会)北海道支部「はまなす」事務局
〒064-0824札幌市中央区北4条西26丁目3番2号
E-mail: info@hokkaido-hamanasu.com
TEL: 090-3890-7048

2015年8月4日

8月23日(日)に、宮城山形でひきこもり大学を開催しました。

Filed under: お知らせ,ひきこもり大学,北海道・東北 — caravan @ 2:34 PM

ひきこもり当事者の社会参加を支える枠組み作り

ひきこもり大学 KHJ全国キャラバン2015

2010年度の内閣府による調査で「ひきこもり」は全国で推計70万人と発表され、有効な解決策も見いだせないまま長期化や高年齢化が懸念されています。

私たちKHJ家族会は、1999年の結成以来、外出できない当事者に代わり家族がつながることで当事者や家族の孤立を防ぐ努力を重ねてきましたが、ともすれば親としての思いが先に立ってしまい、当事者が望む支援とのズレが生じてしまうこともありました。

一方近年になって、様々な参加者が集まり対話する場「フューチャーセッション」や、ひきこもっていた人がその経験から得られた知恵などを講義する「ひきこもり大学」など、当事者が主体となる新しい動きが各地で生まれています。

この度、関東で対話の場を開いているグループと、関西で当事者主体の活動をしているNPOの協力を得て、ひきこもり大学を全国で開催します。家族が 当事者や一般の方との対話をする中で、当事者の側に立った新しい支援を共に考えていきたいと思っています。ぜひご参加ください。

※フューチャーセッション庵IORIとは 、「ひきこもりが問題でない社会」の実現を目指し、多様な立場の人たちが集まる対話の場。2012年から東京都内にて隔月で開催され ています。

KHJキャラバン宮城山形チラシ チラシダウンロード(PDF形式 1.29MB)

日時:8月23日(日)13:30~16:30(受付開始13:00~)
会場:みやぎNPOプラザ 宮城県仙台市宮城野区榴ヶ岡5番地 電車:仙石線榴ヶ岡駅下車徒歩7分
定員:50名(申込不要)
参加費:一般1000円、当事者、経験者無料※家族参加は一人分で可

司会進行  池上正樹(ジャーナリスト)

内容
1限目: ひきこもり大学 社会通念学部
テーマ「発達障害による社会通念における多角的思考領域の促進」
講師:鹿間健史
プロフィール:発達障害(アスペルガ―症候群)
1981年生 34歳
幼少期より人と何かが違うと感じる。学生時代は授業に参加せず本から学ぶ。社会に出るも、世の中の人間関係に苦しみ勤めてはひきこもるを繰り返す。昨年12月に病院で発達障害と診断されてから、自分の使い方を編み出し、現在NPO法人から・ころセンターにて就労継続支援B型を利用しながら、発達障害者やひきこもりのサポーターを目標に活動中。

2限目:社会共同構想創造学部『みんなで器を広げあおう学科』
テーマ「~ひきこもりもキャリアにできる自分と社会になるためのひきこもリテラシー~」
ひきこもり・不登校・ニートなど、一般に空白期間や「負の選択」とみなしがちなものすべて、「キャリア」にもできるくらい器のデカい自分と社会を創るためのリテラシー(知恵・活用力)を学び合おう。
講師:高橋優磨
プロフィール:元不登校・ひきこもり・ニート。「NEET株式会社取締役」・「ひきこもり大学講師」・「愚放塾生」などの貴重な経験に恵まれ、自分と社会それぞれの器を広げてゆきたいという思いがさらに強まる。「うつわびらき」の一環として、今夏に「えぽな行政書士事務所」をひらく予定。

3限目:それぞれのグループからの発表と共有

主催:NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)
共催:NPO法人宮城県「タオ」、NPO法人山形県「から・ころセンター」
協力:ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI-
お問い合わせ キャラバン専用メールアドレスinfo@khj-h.com または 03-5944-5250(KHJ本部)080-3193-6715 (武田)

※都合により内容などが変更になる場合があります。

2015年6月16日

7月4日(土)に、青森でひきこもり大学を開催しました。

ひきこもり当事者の社会参加を支える枠組み作り

ひきこもり大学 KHJ全国キャラバン2015

2010年度の内閣府による調査で「ひきこもり」は全国で推計70万人と発表され、有効な解決策も見いだせないまま長期化や高年齢化が懸念されています。

私たちKHJ家族会は、1999年の結成以来、外出できない当事者に代わり家族がつながることで当事者や家族の孤立を防ぐ努力を重ねてきましたが、ともすれば親としての思いが先に立ってしまい、当事者が望む支援とのズレが生じてしまうこともありました。

一方近年になって、様々な参加者が集まり対話する場「フューチャーセッション」や、ひきこもっていた人がその経験から得られた知恵などを講義する「ひきこもり大学」など、当事者が主体となる新しい動きが各地で生まれています。

この度、関東で対話の場を開いているグループと、関西で当事者主体の活動をしているNPOの協力を得て、ひきこもり大学を全国で開催します。家族が当事者や一般の方との対話をする中で、当事者の側に立った新しい支援を共に考えていきたいと思っています。ぜひご参加ください。

KHJキャラバン青森チラシ チラシダウンロード(PDF形式 509KB)

日時:7月4日(土)14:00~16:30(受付開始13:30~)
会場:リンクステーションホール青森(青森市文化会館・青森市堤町1-4-1)小会議室(4)
対象:若者の社会参加に関心がある方、ひきこもり当事者・経験者、家族、支援者など
定員:50名(先着順)
参加費:1,000円※当事者・経験者500円

内容
1限目:ひきこもり大学 コミュニケーション学部
テーマ:「ダイアローグ(対話)」―ひきこもり同士が語り合う意味―
講師:NPO法人わかもの国際支援協会 理事 横山泰三さん
プロフィール:15歳で不登校、ひきこもりを経験。インターネット上で知り合ったひきこもり同士で自助グループを立ち上げる。在宅などのテレワークを使った仕事の仕組み作りを確立、現在は農業とインターネットの組み合わせによる新しい生き方を模索している。

進行:ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI-

2限目:ひきこもり大学 当事者活動学科
テーマ:「当事者活動の紹介と、ひきこもり大学について」
講師:NPO法人グローバル・シップスこうべ 理事 森下徹さん
プロフィール:17歳で不登校になり、ひきこもりと不登校を繰り返す。神戸の居場所に集まった当事者たちで2006年にNPOを立ち上げ、自助グループの開催や情報発信を行う。2009年に法人化しイベントなどを開催するとともに、2014年度からは兵庫県の電話相談事務局を受託。フリースクールスタッフや各地の居場所スタッフを兼任している。

3限目:参加者がグループに分かれての対話(見学席もご用意しています)

4限目:それぞれのグループからの発表と共有

主催:NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(家族会連合会)
共催:KHJ青森「青森さくらの会」
協力:KHJ青森「アップルの会」 ひきこもりフューチャーセッション庵-IORI- NPO法人わかもの国際支援協会 NPO法人 グローバル・シップス こうべ
お問い合わせ hiroo-shimoyama@k2.dion.ne.jp(下山)

※都合により内容などが変更になる場合があります。

追記
7月5日の東奥日報に掲載されました。
ひきこもりの悩み、体験を対話で共有/青森
陸奥新報にも掲載されました。

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