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KHJ全国ひきこもり家族会連合会

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厚労省事業8050シンポジウムは終了しました。当日資料とメディア掲載一覧はこちら


「社会的孤立が生んだ8050問題」
~地域社会から家族の孤立を防ぐために~

富山・福岡・東京の模様を収録したシンポ映像DVDを頒布しています。詳しくはこちらをご覧ください

各会場では、マスメディア各社に取材していただき、放映・掲載されました(メディア掲載一覧)。

富山
北日本放送

中日新聞
「8050問題」に向き合う 富山でシンポ

北日本新聞

福岡
南日本新聞
引きこもり 親の介護支援で発見 福岡でシンポ

47NEWS
引きこもり 親の介護支援で発見 福岡でシンポ

東京
NHKニュース
ひきこもり高齢化 介護支援の高齢者家庭に同居のケースが多数

3月21日の東京シンポジウムは、終了しました(レジュメデータはこちら)。

3月17日の福岡シンポジウムは、終了しました(レジュメデータはこちら)。

3月10日の富山シンポジウムは終了しました(レジュメデータはこちら)。

おかげさまで10日の富山は定員を超える270名あまりで無事に終了しました。

用意した資料が足りずに申し訳ありませんでした。資料は下記からダウンロード可能です。

レジュメデータ

分割版
基調報告
(1)ひきこもり地域支援体制と官民連携の状況調査 境 泉洋 (宮崎大学 准教授)PDF 1MB
(2)保健所における家族支援、家族相談に関する調査 斎藤 まさ子 (新潟青陵大学看護学研究科教授)PDF 1MB
(3)地域包括支援センターにおける「8050」事例への対応に関する調査 川北 稔 (愛知教育大学 准教授)PDF 458KB

シンポジウム
「社会的孤立が生んだ8050問題」 ~地域社会から家族の孤立を防ぐために~
國信 綾希(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 主査)PDF 11MB
斎藤 まさ子(新潟青陵大学大学院 看護学研究科 教授)PDF 1MB
高和 洋子 高和 正純(KHJはぁとぴあ家族会)PDF 841KB
山岡 和夫(ひきこもり家族自助会とやま大地の会)PDF 295KB

なぜ家族はSOSを出せなくなったのか。家族全体をどう支援したらいいか。

「ひきこもり」の長期化高年齢化が進んでいます。
介護、健康、経済困窮など問題が複合化し、日常生活が追い詰められるまで表面化しない社会的孤立。収入のない50代の子と80代の親の世帯が、親子共倒れになる8050問題も深刻です。その背景には、助けを求められないまま、あるいは求めたにもかかわらず、孤立せざるを得ない家族の姿があります。世間から社会から、自らを隠しながら心労を抱え疲弊していく・・・家族丸ごとの孤立の姿です。
当会は、全国組織(40都道府県 55地域)を持つ唯一の当事者家族会として、誰もが孤立しない社会の実現のために、有識者とともに2004年から実態調査を続けてまいりました。ひきこもる本人自らが社会と接触が持てない状況において、まず何とかしようと動き出すのは「家族」です。家族の誰かが、どこかにつながる家族支援が、結果として本人支援にもつながっています。しかし支援を求めても、途絶せざるを得ず、再び孤立を深め長期化してしまう事例も少なくありません。
家族全体の孤立を防ぐため、私たちにできることは何なのか。本年度の実態調査報告から、現場の実践者、有識者の方々と共に、今後の支援のあり方と課題を考えます。

各地区(3か所)共通プログラム

1)社会的孤立が生んだ8050問題 シンポジウム開催にあたって

KHJ全国ひきこもり家族会連合会(以下、『KHJ家族会』)は、全国組織を持つ唯一の当事者家族会として、発足以来、ひきこもりに対する社会的理解と支援促進を求めるべく、ひきこもる本人、家族が社会的に孤立しないよう全国40都道府県55の地域の家族会がネットワークを組んで活動しております。
(KHJは、K家族、Hひきこもり、Jジャパンの頭文字を取っています)
従来から、ひきこもりの長期高年齢化は、親の高齢化につれて深刻な困窮に陥る可能性が指摘され、家族はその不安を訴えてまいりました。親が80代、子が50代を迎えたまま孤立し、生きることに行き詰るなどして、これまで見えづらかった地域課題は各地で噴出しています。背景に、家族や本人の病気、親の介護、離職(リストラ)、経済的困窮、人間関係の孤立など、複合的課題を抱え、地域社会とのつながりが絶たれた社会的孤立の姿があります。親子共倒れの問題が発生するまで(事件化するまで)SOSの声を上げられない家族の孤立は地域に潜在化しています。助けを求められないまま、生きる力が削がれていく家族の孤立を地域でどう支えていくのか。当会は、ひきこもり長期高年齢化の傾向が深まるなかで、その実態を直視し調査を重ねてまいりました。
平成30年度、厚生労働省社会・援護局において示された「ひきこもり対策推進事業」においても、ひきこもり地域支援センタ-を中心に生活困窮者窓口や保健所、就労支援機関、教育機関、家族会などの民間資源との連携を密にし、市町村での早期発見、早期対応に繋げるためのネットワークづくり「ひきこもり地域支援体制」の構築が挙げられています。複数の困難を抱える家族に対しては、多機関と連携し、家族支援、家族相談を強化することが喫緊の課題となっています。
本年度、当会でも、厚生労働省の社会福祉推進事業の助成のもと、全国の生活困窮者自立相談支援窓口、地域包括支援センター、保健所に対し、ひきこもり長期高年齢化と家族の実態に関して、様々な角度から調査を行い、このたび3都市で、調査報告シンポジウムを開催するはこびとなりました。
これらの調査報告、及び、支援現場の実践者から得られた現状と課題、導き出された考察が、今後、多くの支援機関、関係機関に共有され、地域における実践的な取り組みの一助となることを心より願っております。

2)基調報告(3つの調査報告)

(1)ひきこもり地域支援体制と官民連携の状況調査
境 泉洋(宮崎大学 准教授)
(2)保健所における家族支援、家族相談に関する調査
斎藤 まさ子(新潟青陵大学看護学研究科教授)※3/10富山
徳丸 享(立正大学心理学部准教授)※3/21東京
(3)地域包括支援センターにおける「8050」事例への対応に関する調査
川北 稔(愛知教育大学 准教授)

シンポジウム(地区別)

「社会的孤立が生んだ8050問題」 ~地域社会から家族の孤立を防ぐために~
コーディネーター:池上 正樹(フリージャーナリスト)
シンポジスト(50音順、敬称略)

3/10富山:

國信 綾希(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 主査)
斎藤 まさ子(新潟青陵大学大学院 看護学研究科 教授)
高和 洋子 高和正純(KHJはぁとぴあ家族会)
山岡 和夫(ひきこもり家族自助会とやま大地の会)

3/17福岡:

小野 博史(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 課長補佐)
勝部 麗子(豊中市社会福祉協議会 福祉推進室長コミュニティソーシャルワーカー統括)
竹中 哲夫(日本福祉大学心理臨床相談室 研修指導員)
吉村 文恵(福岡「楠の会」)
和田 修(北九州市ひきこもり地域支援センター「すてっぷ」センター長)

3/21東京:

朝比奈 ミカ(市川市生活サポートセンターそら 主任相談支援員)
市川 乙允(NPO法人楽の会リーラ 事務局長)
梅本 政隆(厚生労働省 社会・援護局地域福祉課 主査)
大光 テイ子(NPO法人 エンパワメント輝き 理事長兼保健師)

社会的孤立が生んだ8050問題チラシ表 社会的孤立が生んだ8050問題チラシ裏

PDFチラシダウンロード(1MB)

■開催地・日程・場所/各会場とも12:00~16:00(11:30受付開始)

3/10(日)富山県 総合福祉会館サンシップとやま 福祉ホール(定員250名)
富山県富山市安住町5-21

3/17(日)福岡県 クローバープラザ クローバーホール(定員250名)
福岡県春日市原町3丁目1-7

3/21(木・祝)東京都 日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(定員180名)
東京都千代田区日比谷公園1-4

申込方法:

定員に達したため参加者の方のお申し込みは締め切らせていただきました。

主催:特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会
共催:NPO法人 楽の会リーラ、KHJはぁとぴあ家族会、とやま大地の会、福岡楠の会
後援(3/10開催分)富山県、富山市、高岡市、魚津市、氷見市、滑川市、黒部市、砺波市、小矢部市、南砺市、射水市

お知らせ

・16時閉会後、会場内で、本年度の実態調査結果に関する記者レクを行いました。
・本会の模様は映像記録をさせていただき、後日、関係機関に無料頒布を行います。

※本事業は、平成30年度 厚生労働省 社会福祉推進事業
「長期高年齢化する社会的孤立者(ひきこもり者)への対応予防のためのひきこもり地域支援体制を促進する家族支援の在り方に関する研究」の助成を得て実施されました。

<お問い合わせ>
特定非営利活動法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会(本部事務局)
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨3-16-12-301 TEL:03-5944-5250 FAX:03-5944-5290
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