東京都×KHJ の取り組み(東京都ひきこもりサポートネット)
ピアオンライン相談・電話相談
ひきこもり経験者・家族のピアサポーターが60分ゆっくりお話しを聞かせてもらっています(東京都サポートネットHPより予約受付中)
ひきこもり経験者とそのご家族が60分間ゆっくりとお悩みやお気持ちに寄り添ってお話しをお聴きします。いずれのサポーターもひきこもり家族会での相談に携わって経験も豊富です。ご家族の方には、お子さんとのかかわりについて具体的なヒントを得られるかと思います。
【例えばこんな相談】
●今の不安な気持ちをただ誰かと話したい、聴いてもらいたい。
●ひきこもっている子どもの思いを、ひきこもり経験のある人やその家族から聞いてみたい。
など
「ひきこもり」笑顔への一歩~ご家族のためのパンフレット~ 無料ダウンロードできます
ご両親、ご本人、ごきょうだいの声とともに作成しました
~ひきこもりにかかわる方、すべてのみなさまへ~
「東京都ひきこもりサポートネット」ホームページから無料ダウンロードできます
この度、東京都から受託され、KHJが制作編集を行った「家族向けパンフレット」が発行されました。ご両親、ご本人、ごきょうだいの声とともに作成された本冊子は、ひきこもりのご家族ご本人のみならず、全国のひきこもりにかかわるすべての皆様に、お手に取っていただきたい1冊です。ご高覧くだされば幸いです。
また、本パンフレットでは、家族会での日ごろの実践、居場所での生の声、家族が経てきたこれまでの年月、試行錯誤から得たターニングポイント、体験の声を盛り込んでいます。
家族会に参加できない方でも、読むだけで、「うちだけじゃなかったんだなぁ」とほっとできる、家族ががんばってきた実感を大切にしました。「笑顔の一歩」座談会では、年代の異なるそれぞれの家族に訪れた変化のきっかけを語り合いました。思い悩んだ日々から得られた学びや気づき、変化のタイミングもさまざまですが、共通しているのは、誰かや何かとつながり、情報や安心を得ていくことでした。本パンフでは、「家族自身が元気になることの大切さ」について有識者の福井里江先生の寄稿もございます。
子どもが「ひきこもり」かな?と思ったとき、何を思っているのか、どう接すればいいかわからなくなったとき、ひとりで抱えざるをえない孤独感のなかにいるとき、ただ時間だけが過ぎてしまうような焦りや不安を感じてしまうとき、お身内の方が心配で、何かためになる情報だけでもお渡ししたいとき……このパンフレットが、「笑顔への一歩」として、少しでもお役に立てれば幸いです。